オリックスは開幕戦10連敗止めるか ロッテはドラ1・松川が史上3人目の快挙 パ見所

 プロ野球セ・パ両リーグが25日に開幕する。シーズン開幕を前に各球団の注目所などに迫る。今回はパ・リーグ編。

 オリックスは、2012年から昨年まで開幕戦10年連続敗戦中。さらに11年は引き分けだったので11年連続白星なしの状況だ。NPBワースト記録は阪神が91年から2001年まで記録した11連敗。絶対エース・山本が10年以来となる開幕戦勝利をチームにもたらせるか。

 ベテラン・平野佳は200セーブまで残り15。150ホールドまでは残り8とし、200セーブ&150ホールドを達成すればパ・リーグ史上初。19年・藤川球児(阪神)に続いて2人目。

 ロッテは、高卒新人・松川の開幕マスクが実現するか注目される。高卒新人捕手の開幕スタメンは過去に2人で、55年・谷本稔(大映)と06年・炭谷銀仁朗(西武)。ロッテの高卒新人が開幕スタメンとなった例は55年・榎本喜八、65年・山崎裕之、19年・藤原恭大の3人。

 楽天でも、ドラフト2位・安田が捕手で開幕スタメンの可能性も。大卒、社会人出身を含めて、これまで開幕スタメンを果たした新人捕手は以下の通り。

 50年・徳網茂(阪神・社)、50年・井上親一郎(国鉄・社)、50年・山崎明夫(広島・社)、52年・根本陸夫(近鉄・社)、55年・谷本稔(大映・高)、78年・山倉和博(巨人・大)、80年・大石友好(西武・社)、97年・清水将海(ロッテ・大)、01年・阿部慎之助(巨人・大)、06年・炭谷銀仁朗(西武・高)、16年・戸柱恭孝(DeNA・社)

 50年は3球団で新人選手が開幕マスクをかぶっている。

 ほかに楽天は、松井裕が200セーブまで残り35。達成すれば史上7人目で左腕なら岩瀬(中日)に次ぐ2人目。さらに今年は27歳シーズン。これまでの最年少達成は98年・佐々木主浩(横浜)の30歳6カ月で記録更新も期待される。

 西武は、中村が昨シーズンまでプロ通算442本塁打。長嶋茂雄の444本塁打まで残り2本。同時にプロ通算1914三振で、NPB最多となる清原和博の1955三振まで41の状況だ。(デイリースポーツ)

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