新庄ビッグボス仰天采配!ドラ8ルーキーが開幕投手 異例の“オープナー起用”でタカ倒だ

 昨年の新入団選手発表会見ではドラフト8位のため後列(左から2人目)に並んでいた北山
 日本ハム・北山亘基
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 日本ハム監督の新庄剛志ビッグボス(50)が23日、前日の予告通り自身のSNSで25日のソフトバンクとの開幕戦(ペイペイドーム)の先発投手を発表。ドラフト8位の北山亘基投手(22)=京産大=に託すことを表明した。開幕投手のSNSでの発表はおそらく史上初なら、ドラフト8位ルーキーに任命するのも異例。さらに、守護神候補の北山は短いイニングでの登板となることが濃厚で、開幕戦で“オープナー起用”なら異例中の異例。まさに異例尽くしの開幕投手となった。

 午前10時半過ぎだった。新庄ビッグボスは自身のインスタグラムとツイッターを更新。北山の投球動画を添付して「開幕戦 開幕投手 北山亘基投手で行きます」と予告通り発表して見せた。

 これまでも報道陣に「予想してみて、皆さん。分からんやろうな」と話していた。“大穴”起用にSNSコメント欄も「予想できませんでした」などの言葉が並ぶ。ツイッターでは「ドラ8ルーキー」がトレンド入りするほど話題となった。

 最も驚いたのは北山本人かもしれない。オープン戦では5試合に登板し6回無失点。13三振を奪い、奪三振率は19・50の好成績。終盤3試合は最終回に登板するなど、クローザー候補として名を挙げたところだった。開幕戦ではオープナーとして短いイニングでの登板になる見込みだ。

 北山の武器は尊敬する元阪神の藤川球児氏を彷彿とさせるMAX156キロの“火の玉ストレート”。「分かっていても空振りをするボール」と自信を持つ。研究熱心な一面は、エース上沢に「知識すごい。教えてもらうことの方が多い」と言わせるほど。“教授”のニックネームも持つ。

 新庄ビッグボスはSNSで「#開幕投手 暴れてこい」と北山にエール。「強い相手を全員で喰らい付き 立ち向かい 観に来てくれた皆さんに楽しんでもらえるゲームをお見せします 乞うご期待!!」と宣言。“教授”“北の球児”が、新生新庄劇場の幕を開ける。

 ◆北山 亘基(きたやま・こうき)1999年4月10日生まれ、22歳。京都府出身。182センチ、80キロ。右投げ右打ち。投手。背番号57。21年度ドラフト8位入団。京都成章3年夏に甲子園出場。京産大では1年春からベンチ入り。直球の球速が150キロ超を誇る本格派右腕。

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