精彩欠く巨人 OP戦6連敗でついに最下位 中田、小林が一発も投手陣が10失点

 4回の攻撃を終え、選手交代を告げる原監督(撮影・北村雅宏)
 7回、小田のゴロをお手玉する増田大(撮影・北村雅宏)
 8回、小田の打ち上げたフライを巨人野手陣は誰も捕球できず。2点適時二塁打となる(撮影・北村雅宏)
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 「オープン戦、オリックス10-2巨人」(12日、京セラドーム大阪)

 巨人は逆転負けでオープン戦6連敗。2勝7敗1分けで、最下位となった。

 前日体調不良で欠場した原監督が復帰したが、またも攻守がかみ合わなかった。先発ローテ候補の山崎は4回3失点、2番手・今村は2回2失点。その後もデラロサが1失点、ビエイラは1イニングを投げきることができずに4失点した。

 計10失点の惨敗。岡本和、増田陸、中島が計3失策するなど、守備陣もピリッとしなかった。

 低調な打線は6試合連続で2得点以下。二回には好調の中田が中越えに2号ソロ。六回には小林が左翼席へ1号ソロを放った。小林は本塁打を含む3安打、守備でも三塁走者をけん制で刺すなど、さすがの存在感を示した。

 若手野手のアピールが乏しい状況の中、チームは10安打を放ちながら得点はソロ2本のみに終わった。

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