DeNA大貫が5回無失点 昨季2軍きっかけのオリックス戦で雪辱、先発・宮城も同じ
「オープン戦、DeNA4-0オリックス」(6日、横浜スタジアム)
先発したDeNA・大貫晋一投手が、5回を被安打2、3奪三振、無四球無失点と順調な調整ぶりを見せた。
初回、四回に安打を1本ずつ許したが、二塁を踏ませない見事な投球を見せた。大貫は「ストレートが両サイドにしっかり決まったのでよかったと思います」と振り返った。また今年からマウンドの土が変わった事について「去年とは全然違うなというのが正直な感想。ホームなので早く慣れていかないといけない」と話した。
オリックスは因縁の相手でもある。昨季前半不振だった右腕が、2軍落ちの決定打となったのが5月26日のオリックス戦(横浜)。その時の先発投手と今日の先発投手は偶然にも宮城だった。大貫は「(試合前に)キャッチボールをしているとき宮城が出てきたので『オッ』と思いました」と苦笑い。しかし心の中では「やり返したい気持ちが今日はちょっと強かったです」と笑顔だった。
DeNAは現状開幕投手は公表しておらず、大貫は「選ばれたらそれはとてもうれしい」と話すも「開幕ローテに入ることが1番大事なこと」とキャンプから言葉にぶれはない。三浦監督も「安定した投球だった。(開幕投手の)変わらず候補の中の一人ですよ」と話した。