ロッテ・佐々木朗 19日の日本ハム戦で実戦初登板「無事に投げ切れれば」
ロッテの佐々木朗希投手(20)の実戦初登板が、19日の日本ハム戦(名護)の先発に内定した。対外試合初陣の相手が新庄ビッグボスとなるが「無事に投げきれればいいと思っています」と決意。采配に惑わされず、開幕ローテへ向けて調整に専念する。
3年目のキャンプは既に、最速158キロをマーク。「調整は順調」と明かす令和の怪物が、一歩目を踏み出す相手として十分な相手だ。井口監督は「ファイターズ戦に行く予定になってます。(注目は)浴びるでしょうが、そこは何も計算していない」と説明した。
奇抜なオーダーを組まれる可能性があるが、打者との感覚を取り戻すことに専念する。石垣島では2日連続シート打撃登板が雨で中止に。ぶっつけ初実戦となるが「ストライクをしっかり投げられるように。打たれた打たれないとか、結果は気にしなくていいと思う」と冷静に話した。
今後は石垣島に残留し調整。ブルペン入り後、沖縄本島に来島する。当日は2イニング程度を予定。「大変です。静かにやりたいです」と笑った佐々木朗。今季、開幕投手候補にも挙がる令和の怪物が、自慢の快速球を投げ込み、新庄ビッグボスに手ごわい相手と思わせる。