ヤクルト・高津監督 来季も村上4番も「本当のプレッシャーを」求める高み
ヤクルトの高津臣吾監督(53)が23日、来季も4番を村上宗隆内野手(21)に任せる方針であることを明かした。2年連続全試合で4番を背負わせ、成長を続ける若き主砲へ。チームとして目標に掲げる連覇を託す。
村上は経験を重ね、今季はついに日本一の4番まで駆け上がった。ただ、指揮官として求める理想の4番像は、はるか先にあった。数字だけではない、そのすごみや雰囲気。現役時代に巨人・松井秀喜や阪神・金本知憲らと戦ってきた指揮官だからこそ、村上にさらなる高みを求めた。
「相手がマウンドに立ったときに、どれだけプレッシャーを感じさせられるか。本当のプレッシャーをかけられるのが真の4番だと思います」
村上が3年連続で全試合4番に座った場合、05、06年に全試合4番を任されたラミレスを超え、球団史上初となる。「こんなんで真の4番と言われては、こっちは困りますね」と笑った指揮官。さらなる飛躍に願いを込め、成長を見届けていく。





