主力に複数年提示のDeNA三原代表 昨年の梶谷ら流出「小さい出来事ではなかった」

 DeNAは22日、仕事納めを行った。チームは2015年以来の最下位に沈み、オンラインで取材に応じた三原一晃球団代表は「もちろん責任を感じておりますし、このことをしっかり受け止め来季につなげないといけないと改めて今現在も感じております」と話した。

 今オフは複数の選手に複数年契約を提示。同代表は「新しいことをいくつか試した年、やった年というのが今年のオフ。複数年契約を結んだ選手もそうですし、例えば宮崎選手との交渉は、早めに始めたりなども含めて、今までとやり方を変えました」と説明した。

 その裏には昨年の教訓があった。FAで井納と梶谷が巨人へ移籍。このことについて、「正直、昨年FAで2人の選手が出ていったのは決して小さな出来事ではなかったと思う。そのことから色んな工夫をして新たなやり方を考えて実行しているのが現状だと思います」と話した。

 今季国内FA権を取得していた宮崎、山崎。海外FA権を取得していた大和の流出を阻止。そして来季中にも国内FA権を取得見込みの三嶋、桑原には複数年契約を結んだ。外国人ではエスコバーに来季から2年契約。ロメロは再来年は球団がオプションを持つ形で契約。そしてこの日は、オースティンの来季から3年契約も発表された。

 全ては今季の屈辱を晴らすため。野手では楽天から藤田、日本ハムから大田を獲得。投手ではメジャー経験もあるクリスキーを獲得。同代表は「まだ編成面の補強が終わったという認識はありません。(補強ポイントは)投手陣」とさらなる補強も示唆した。

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