【藤田平氏の眼】巨人は来季も阪神より苦しい戦い強いられる-

 デイリースポーツ野球評論家・藤田平氏がシーズンを振り返り、来季に向けた巨人の補強ポイントを指摘した。

  ◇  ◇

 巨人は来季も阪神より苦しい戦いを強いられるかもしれない。まず今季を振り返ると、チーム打率・242でリーグ5位だった。

 原因のひとつは、近年は常時3割近くを打っていた丸が不調。今年はフォームが変わった印象を受ける。また、今季途中で日本ハムから加入した中田は、セ・リーグ投手と対戦した今季の経験を生かせるかがカギだろう。

 先発は阪神に比べ頭数が足りない。リリーフは前半戦を飛ばして後半まで持たなかった。1年通して働ける投手や整備力が必要だ。

 守備面は若林、広岡、北村といった途中から出場する若手が多かった。これは、レギュラーを固められないポジションがあるため。遊撃・坂本のように任せられるレギュラー作りも大事となる。

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