広島・坂倉「来季も頂けるよう」ロッテ・岡「母にプレゼントを」サヨナラ賞年間大賞

倉持明日香(左端)、石橋貴明(右端)に祝福されるロッテ・岡大海(中央左)、広島・坂倉将吾=東京ドームホテル(撮影・金田祐二)
表彰され笑顔でガッツポーズのロッテ・岡大海(左)と広島・坂倉将吾=東京ドームホテル(撮影・金田祐二)
 石橋貴明(右)から表彰され笑顔の坂倉(撮影・金田祐二)
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 最も印象深いサヨナラ打を放った打者を選ぶ「スカパー! ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞」が21日発表され、セ・リーグからは広島の坂倉将吾捕手(23)が初受賞した。

 対象となったのは9月7日の中日戦(マツダスタジアム)。5-7の九回2死一、二塁からR・マルティネスの直球を捉え、右越えに逆転サヨナラの10号3ランを放った。また、坂倉はこの試合で今季初の規定打席に到達し、即首位打者に躍り出た。「チームの皆さんが点差を詰めて回してくれた打席だった。とにかく必死に何とか食らいついていこうと思った。その結果、ホームランになって、チームが勝てたのがうれしかった。来シーズンもこのような賞をいただけるように、必死に一球一球を無駄にすることなく頑張りたい」とコメントした。

 パ・リーグからはロッテの岡大海外野手(30)が受賞。対象となった試合は10月15日のソフトバンク戦(ZOZOマリンスタジアム)。同点の九回裏、森から左中間にサヨナラ2ランを放った。

 9月にはレアードもサヨナラ本塁打を放ちノミネートされていたが「優勝争いをしているなか、チームの勝利に貢献することができてよかったと思います。レアードだけには負けたくないとすごく思ってました」とはにかんだ。

 この日の受賞式と母親の誕生日が重なったという。「何かしらプレゼントができたらいいなと思います」と話した。

 2009年に制定され、今シーズンで13年目を迎えた本賞は今年初めてファン投票で受賞者を選出した。両選手にはそれぞれオリジナルトロフィーと賞金200万円が贈呈される。

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