ヤクルト・中村 FA行使せず残留へ 球団は複数年契約提示
ヤクルトの中村悠平捕手(31)が国内FA権を行使せずに残留する意向を固めたことが4日、明らかになった。3年契約の最終年だった今季は、20年ぶりの日本一へチームをけん引。来季もヤクルトの一員として、連覇を目指していく。
福井商から2008年度ドラフト3位で入団。15年にリーグ制覇を果たし、今季は6年前に成し遂げられなかった日本一まで上り詰めた。正捕手として、2日にはゴールデン・グラブ賞も獲得。「私一人で取れた賞ではない」と仲間に感謝していた。
球団は複数年契約を提示しており、今後話し合いを重ねていくもよう。日本シリーズでもMVPに輝くなど、攻守でチームを支えた司令塔が、来季もチームを支えていく。