イチロー氏 国学院久我山ナイン称える 自身も憧れの文武両道校

 米大リーグ・マリナーズなどで活躍したイチロー氏(48)=現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター=が29日、国学院久我山を訪問。都内の同校グラウンドで指導した。2020年の智弁和歌山に続くコーチングは、一通の手紙から実現。今夏に引退した3年生含む82人の前で、実技を交えながら技術を伝えた。

 イチロー氏が文武両道への憧れを率直に明かした。今回、時間をともに共有した国学院久我山は全国レベルで部活動が盛んな一方、東大や京大、早大、慶大といった最難関大学へ現役合格を目指している校風。届いた手紙に対し、「(自身は愛工大名電で)野球一本を選んだので。これを見るだけで文武両道が伝わってくる」とナインを称えた。

 同校の活躍は今夏の西東京大会の結果を追うなど、訪問する前からチェックしてきたという。アップ中には「ずっとフォローしてたから。どんな気持ちだったの?」と東京ドームで2試合を戦った3年生に感想を聞き、和やかに接した。見学していた一般生徒にも「野球部をよろしく」とアピール。気さくな雰囲気で高校生と過ごした。

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