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広陵 V王手! スーパー1年生・真鍋が4番弾 中国勢初の快挙へ乱打戦制した

 2回、右越え3ランを放つ広陵・真鍋(撮影・伊藤笙子)
 8回、川瀬の適時三塁打で勝ち越し、喜ぶ広陵ナイン
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 「明治神宮大会・高校の部準決勝、広陵10-9花巻東」(23日、神宮球場)

 準決勝2試合が行われ、広陵が10-9で花巻東との乱打戦を制し、初の決勝進出を果たした。広陵のボンズこと4番の真鍋慧(けいた)内野手(1年)が右越え3ランを放ち、チームを勝利に導いた。中国勢では初の神宮大会優勝をかけ、25日の決勝は大阪桐蔭と対戦する。大学の部は神奈川大と国学院大が準決勝に進出した。

 これぞ4番の仕事だ。ライナー性の鋭い打球が右翼ポール際に突き刺さると、真鍋は笑みを浮かべながらベンチでナインと肘タッチを交わした。神宮を熱狂の渦に巻き込んだ主砲は「芯で捉えようと思った。狙っていた球なので、いい感じで捉えられた」と喜んだ。

 二回に1点を勝ち越し、なおも2死一、二塁。甘く入った高めの球を見逃さずに力強く振り抜いた。高校通算10号は貴重な追加点となる3ランだ。

 ニックネームは「ボンズ」。中井哲之監督(59)が大リーグで歴代最多となる通算762本塁打を放った強打者バリー・ボンズにちなんで名付けた。「遠くに飛ばせる技術がある。広角にホームランが打てる打者になってくれたら。すごく楽しみ」と期待を寄せる。

 鍛錬の成果が表れた。中学から水を入れることができるバットでスイングを重ね、飛距離を伸ばした。高校生の平均で約110キロと言われるスイングスピードは、驚異の150キロ超え。規格外のスーパー1年生が全国に名をとどろかせた。

 終盤には花巻東に猛追され、一時同点とされたが、9-9の八回2死一塁から途中出場した主将・川瀬虎太朗内野手(2年)が右中間へ決勝の適時三塁打。「気持ちの強さを出すことができた」と、両軍合わせて計28安打の乱打戦を制した。

 神宮大会制覇となれば、中国勢初の快挙となる。「何とか食らいついていって、いい試合ができれば」と指揮官。チーム一丸となって頂点に立ち、歴史に名を刻む。

 ◆真鍋 慧(まなべ・けいた)2005年6月17日生まれ。広島県広島市安芸区出身。16歳。右投げ左打ち。189センチ、88キロ。内野手。みどり坂小1年時に潮野ソフトボールクラブでソフトボールを始め、潮野川東中では安芸リトルシニアに所属。広陵では1年夏からベンチ入り。

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