新庄監督予言 大谷は「投打もっと高いレベルでできる」「ボンズの記録抜いて欲しい」

 日本ハムの“ビッグボス”新庄剛志監督(49)は9日、沖縄・国頭村での秋季キャンプ視察2日目を終えて、報道陣の取材に応じた。エンゼルスの大谷翔平投手がア・リーグのMVP候補に入ったことについて絶賛。「もっと高いレベルに投げる方も打つ方もできる」と予言した。

 「素晴らしいですよね。投げても打っても、まずはホームランの争いの場所に日本人がいるということ自体がありえないんですよ。僕も経験して。飛ばないんですよ、ボールが。一回り大きくて」と自らの経験と照らし合わせて語った。

 さらにその根拠を「それをあれだけ軽々と持っていくというのはやっぱり僕がいつも言う、地道な努力であれだけの体を作って、なかなかあれだけの体はね、作れないと思う」と努力で作り上げたものだと話した。

 来季以降について「僕の頭の中では彼はこんなもんじゃない」と断言。もっとさらに上の高いレベルで投げる方も打つ方もみんなをギャフンと言わせるような活躍を来年する気持ちではもちろんいると思うんですけど、そこで空回りして欲しくない。今年のような気持ちで、またさらに努力をして気がついたら、74本(実際には73本)。俺と一緒にやったバリー・ボンズの記録をね、マジ抜いて欲しいな」と大きな期待を込めた。

 自身もプレーしたメジャーリーグ。規格外の活躍を見せる姿に新庄監督も興味津々。「僕もね一緒にやったことがないから、よく(周囲に)聞くんですよね。すごかったですかって。いや、ケタが違うと。今まで見たことないって言う人ばっかり。人間的にも、性格も考え方も全てパーフェクトって言ってたんで、かわいさはないね」と笑った後で、「ちょっとくらい、だめなところがあってくれた方がね。嘘だよ、大谷君。はい」とまとめた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス