ロッテ・井口監督日本S進出誓う「またこのファンの皆さんの前でプレーできるように」
「パCSファーストS・第2戦、ロッテ4-4楽天」(7日、ZOZOマリンスタジアム)
1勝1分けで楽天とのファーストステージを制し、ファイナルステージ進出を決めたロッテ。試合終了後、井口資仁口監督(46)がお立ち台で喜びを語った。
-ファイナル進出。率直にどんな思いか。
「いやー。2試合とも本当にタフなゲームで、シーズン中もこういう試合多かったが、選手たちが最後までしっかりと戦ってくれたと思う」
-優勝を争い、悔しい思い。どう切り替えてCSに臨んだか。
「本当に悔しさしかないですね。141試合目に優勝逃して、本当にもう選手、悔しい思いでこのCSファーストステージに向けて調整してきましたので。この思いはファンの皆さんも一緒だと思いますので、本当にまたここに帰ってこられるようにファイナル、また一丸となって頑張っていきたいと思います」
-試合終盤、リードされながらもあきらめないロッテらしい戦いができた。
「はい、昨日もね。そういう試合でしたし、今日も引き分けではありましたが、最後までしっかりと全員で戦えたと思う」
-昨日はエチェバリアの同点本塁打、今日はマーティンの同点本塁打。頼りになる。
「はい」
-この2試合、若い選手が活躍した。昨日は佐々木朗、佐藤、今日は山口。若い選手の力をどのように見ていたか。
「今年も開幕から、かなり期待しながらずっとやってきましたし、彼らは11月始まってから1日1000スイングずっとやり続けているので、そういう意味で、そこで結果が出たのは、非常に彼らの肥やしになるではないかと思っています」
-昨日、リリーフでうまくいかなかった国吉をピンチの場面で起用した。
「僕の反省点ですね。七回の頭から今日もいけば良かったなと今は後悔しています」
-ファンの存在はどのように感じた。
「今年も制限のある中、こうやって多くのファンの皆さんに集まっていただいて、選手たちを後押ししていただいて、選手たちの力になったと思いますし。ファイナルは、アウェーですが、ここにしっかりまた(日本)シリーズで戻って帰ってこられるように頑張っていきたいと思います」
-ファイナルは、どんな戦いをしたいか。
「アドバンテージもありますし、本当にこの2試合以上のタフなゲームになると思いますので、我々、失うものはもうないですから、しっかりと戦っていきたいなと思っています」
-ファンにメッセージを。
「またこのファンの皆さんの前でプレーできるように大阪で頑張っていきたいと思います」