日大三島センバツ当確 永田監督、報徳以来の甲子園へ

 「秋季高校野球東海大会・準決勝、日大三島10-5大垣日大」(6日、岡崎市民球場)

 日大三島が決勝進出し、38年ぶり2度目となる来春センバツ出場を当確させた。侍ジャパン高校代表前監督で、20年4月から指揮する永田裕治監督(58)にとっても、新天地での初聖地へ大きく前進。出場となれば、報徳学園を率いた17年春以来の甲子園となる。

 これまで春夏通じて18度の聖地を経験してきた闘将が、熱くけん引した。初回に2点を先制された直後に追いつき、同点で迎えた五回2死一、二塁の場面。勝ち越し打が飛び出すと、大きくガッツポーズした。

 「自分が一番元気だと思います」と選手を鼓舞するのは就任当初からだ。おとなしく感じる新たな教え子に施したのは、意識改革。「甲子園に行くんだという気持ちで。公式戦の集中力を持って練習をさせた」と導くと、早朝の自主練習は当たり前の光景となった。

 5日の練習では、精彩を欠く動きに厳しい口調で発奮を促した。大一番を前にしたゲキは奏功。「高校生たちの力ってすごい」と目の色が一変し、頼もしく映った教え子たちに誇らしげだった。

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