日本ハム・杉谷 FA権行使せず大減俸で残留「新庄監督の力になりたい」

 日本ハムの杉谷拳士内野手が1日、取得している海外フリーエージェント(FA)権、国内FA権を行使せず来季も残留すると表明した。

 今季は54試合の出場にとどまり、自己ワーストの打率・117、2本塁打、9打点と成績が振るわず。20%にあたる700万円減の年俸2800万円で単年契約を結んだ。

 札幌ドームで記者会見を開いた杉谷は冒頭、「個人的にもふがいない結果になってしまい、またチームも5位という結果になってしまった。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。大減俸という形で残留させていただきます」と神妙な面持ちで話した。不振の原因については「本当のところはメディアさんのせいだって言いたいんですけど、僕の実力不足です」と語り、会場を笑わせた。

 一方で次期監督に決まった新庄剛志氏についての印象は、「僕個人としても、今まで、新庄さんをテレビで、小さい頃からファイターズでプレーする姿を見ていましたし、そういう方の元でプレーができるのは喜びでもあり、ワクワクしています」と笑顔。

 プレー以外での派手なパフォーマンス共演にも注目が集まるが、「新庄さんに比べたら、僕なんかちっぽけな存在。新庄さんは監督という立場、僕は選手という立場。エンターテインメントも必要とは思いますけど、まずは自分の成績を残して、チームを勝たせることだけを意識したいと思いますし、新庄監督がどういう野球をやるのか、じゃあこういう野球をしたいといったときに、僕がファーストチョイスであるように、全部のこと、バント、バスター、エンドラン、細かいことを全部見直してやってきて、少しでも力になりたい気持ちの方が強い」と真剣な面持ちだった。

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