古田敦也氏 新庄新監督に「何を考えてるか全然分からなかった」 手腕に期待
野球評論家・古田敦也氏が31日、テレビ朝日系「サンデーLIVE!」に出演し、日本ハムの新監督に決定した新庄剛志氏について「何を考えているか全然分からなかった」と現役時代、手ごわい相手だったと振り返った。
番組では1週間のニュースを振り返る中で、新庄新監督の話題を紹介。司会の東山紀之が「僕は面白いと思うな。新庄さんが監督になるというのは。想像がつかないのでどんなことをしてくれるか楽しみ」と話した。
古田氏は「本人自体は、昔から野球で街を盛り上げると言ってるし、エンターテイナーとしてすごいと思います。野球観もさまざまなところで経験してますから。僕たちもどんな野球をしてくれるのか楽しみにしたい」と期待を寄せた。
自身も新庄氏も、故・野村克也さんの下でプレーしている。現役時代を回顧し「僕は昔、対戦しましたが、(新庄氏が)何を考えてるのか全然分からなかったです。それが彼の強み。チームは強くなると思います」と分析した。
強くなりそうな理由としては「監督は選手のモチベーションを上げるのが一番大切ですし、対戦相手にしては、どんなことを相手が考えているか裏をかかないといけない」とチームマネジメントを説明。そして「彼は何をやってくるか分からないからね~。相手チームは嫌だと思いますよ」と、声のトーンを上げ、阪神時代に敬遠球を打ってサヨナラ打にするなど、奇想天外なプレーで話題をさらった新庄氏に監督としても手腕を期待した。