楽天2年ぶりCS進出 石井監督「もっと上を目指していたので残念」
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「楽天8-1ソフトバンク」(23日、楽天生命パーク宮城)
快勝で2年ぶりのCS進出を決めた楽天。石井一久監督は「もっと上を目指していたので、そこについては残念」としながらも「また楽天生命パークに帰ってくる権利(チャンス)は得られたので、そこを目指してしっかりと頑張っていきたい」と前を見据えた。
打線がつながりを見せた。二回に適時失策で先制すると、山崎剛の2点適時打で加点。さらに中盤には浅村に適時二塁打と3ランが飛び出し、試合を終始優位に進めた。
19日に行われたオリックス戦(京セラ)から打線の上昇気配を感じ取っているという指揮官。「今日も心強く(試合に)入れた」と語り「しっかりと浅村が仕留めてくれて、山崎ら違う選手がつないで、みんなでしっかりと勝ち取った感じだった」と目尻を下げた。
6回1失点の好投で10勝目を挙げた先発・滝中に対しては「堂々とした投球で、怖がらずにストライクゾーンの中と外にしっかりと使っていた。(2桁勝利は)滝中にとって、今シーズンだけでなく来シーズンにもつながる経験としてよかったと思う」と褒めたたえた。