ソフトバンク・今宮が担架で運ばれる 高浜と衝突、左膝付近を負傷
「ソフトバンク-日本ハム」(21日、ペイペイドーム)
ソフトバンクの今宮健太内野手が担架で運ばれて負傷交代した。
二回表1死一塁。打者・杉谷の場面で一塁走者・高浜が二盗を仕掛けた。強肩自慢のソフトバンク捕手・甲斐の「甲斐キャノン」が発動。二塁ベース上はクロスプレーとなった。
その際に、ベースカバーに入った遊撃手・今宮と走者・高浜が交錯。両選手の左膝同士が激しくぶつかった。
もんどり打つように倒れた今宮は、左膝を抑えたまま苦悶の表情。すぐさまトレーナー、コーチ陣が駆けつけた。工藤監督も心配そうにその場に歩み寄った。
一旦は立ち上がり、小久保ヘッドと本多コーチの肩を借りてベンチ裏へ引き上げようとしたが、用意された担架に移り、退場していった。
今宮はそのまま交代し、中堅手だった牧原大が遊撃に入った。中堅には柳町が途中出場した。今宮は今季打率・214、4本塁打、30打点、4盗塁の成績だった。
また、高浜もベンチ裏に下がって治療を行ったが、こちらはプレーを続行している。