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巨人ドラ2 JR東日本・山田はどんな投手?「伸びしろは無限大」内田順三氏が太鼓判

 巨人がドラフト2位で指名したJR東日本・山田龍聖投手(21)。150キロを超える速球が武器の本格派左腕だ。JR東日本の外部コーチとして山田の成長を見てきた内田順三氏(デイリースポーツウエブ評論家)に、その魅力を聞いた。

  ◇  ◇

 山田は高卒3年目。JR東日本での1年目は育成選手の扱いで体力強化がメインだった。試合も含めて本格的に投げ始めたのは昨年から。ただ、スピードはあるものの変化球は入らず、制球を意識するあまりに腕を振らないから打たれるという悪循環だった。

 ある時期に一度、風呂場で一緒になったことがあり、打者目線で話をしたこともあった。打者が嫌がるのは腕を強く振って投げられること。四角のコントロールも大事だけど、もう一回、真ん中を目がけて腕を振って投げたらどうか、と。腕を強く振ると少々甘くてもファウルになったり、高めで空振りも取れたりする。そこから、チェンジアップやスライダーの精度を上げ、コース設定をしていけばいいからね。

 今年も春先までは良くなかったが、5月か6月の練習試合で芯を食われても押し込んで凡打にする投球内容でスカウト陣の評価が高まったように思う。腕を振るようになって圧力が増すようになり、彼もそのあたりで手応えをつかんだのではないか。

 昨年、阪神ドラフト2位で入った伊藤将司は即戦力、ゲームメークできる投手で、先発ローテとして十分やれるという話をした。山田は伊藤とは全くタイプが違う。横の揺さぶりで冷静に打者を打ち取る伊藤に対し、山田はスピードとパワーで抑える投手。都市対抗の予選でもフル回転したが、一球一球マウンドから声を出し、闘志むき出しにしてバッターに圧力をかけていた。負けられない厳しい戦いの中での投球で、一回り大きく成長を遂げたように感じる。

 年齢も21歳と若く荒削りな部分もあるから、まだプロでは少し時間がかかるかもしれない。ただ、素材は素晴らしく発展途上、伸びしろは無限大と言っていいでしょう。練習熱心で自分をしっかり持っているから、将来が非常に楽しみな存在だよ。

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