日本ハム・栗山英樹監督が退任 優勝2回、日本一1回 大谷翔平を二刀流に育成

試合前にあいさつをする栗山監督(撮影・堀内翔)
あいさつをして頭を下げる栗山監督(撮影・堀内翔)
試合前にあいさつをする栗山監督(撮影・堀内翔)
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 日本ハムは16日、栗山英樹監督(60)の今季限りでの退任が決まったことを発表した。

 2012年に就任した栗山監督は、10年間でチームを2度のリーグ優勝、16年には日本一にも導いた。今年4月には大沢啓二氏の球団歴代最多勝利を更新。また、大谷翔平(現・エンゼルス)を二刀流に育て上げるなど、日本球界にも大きな足跡を残した。

 だが、近年は成績が低迷。今年5月には新型コロナウイルスの感染がチーム内で拡大し4日間の活動停止に見舞われる不測の事態も起きた。また、8月には中田が同僚への暴力行為で無期限出場停止処分となり巨人へ移籍。打線の状態も開幕から低調で、苦しい状況を最後まで打破できず、チームは15日のオリックス戦(札幌ド)に敗れ、3シーズン連続での4位以下が決まった。

 栗山監督は今季の全日程終了まで指揮を執り、退任会見はシーズン終了後に行う。

 監督通算成績は15日現在で678勝666敗52分。

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