ロッテ・岡大海 サヨナラ2ラン 今季2本目「みんながいい形で回してくれた」マジック8
「ロッテ3-1ソフトバンク」(15日、ZOZOマリンスタジアム)
首位ロッテがサヨナラ勝ち。優勝へのマジックを8に減らした。
1-1で迎えた九回、ソフトバンク森に対して1死から代打佐藤都が四球で出塁。2死後、岡がカウント3-1からの外角低めの142キロカットボールを左中間席に運ぶサヨナラ2ランを放った。岡のサヨナラ弾は4月21日の日本ハム戦以来、今季2本目となった。
岡はヒーローインタビューで「最後にいいところで打ってくれないかなという気持ちで打席に立ちました。打った感じはいったかなと思ったんですけど、外野手の追い方を見て大丈夫かなと。チームのみんながいい形で回してくれた結果だと思います。こういう雰囲気で野球ができるのは喜びがありますし自分自身も成長するチャンスだと思います」と話した。
五回に嫌な形で先制を許していた。2死一、三塁から、先発・岩下がデスパイネへ投じたフォークが外角にワンバウンドし、捕手・加藤は大きく弾いていた。記録は暴投となり先制の1点を献上していた。
バッテリーミスで失った1点は1発で取り返した。五回2死走者なしで打席を迎えた加藤。ここまで1安打投球を続けていたソフトバンク先発・笠谷の真ん中高めに甘く入った132キロのスライダーを、左翼席に運ぶ同点ソロを放った。直前の打席まで打率・083の9番打者が放った、プロ入り&今季2号本塁打だった。
先発の岩下は5回3安打1失点の好投。六回以降は唐川、国吉、佐々木千、益田が無安打に抑えてサヨナラ勝ちを呼んだ。