巨人V逸 原監督「受け止めるしかない」あと1本出ず「男になってくれる人が出てこない」

 「巨人1-2阪神」(12日、東京ドーム)

 巨人が4年ぶりの7連敗で優勝の可能性が完全消滅した。阪神戦は9勝12敗2分けとなり、2007年以来14年ぶりの負け越しとなった。

 原監督はV逸決定を受けて「そうですか。そこはね。受け止めるしかないでしょうね」と短く話した。

 2点を追う六回、松原、岡本和の安打で2死一、二塁と初めて得点圏に走者を進めた。ここで丸の右中間適時二塁打で1点差とした。さらに二、三塁から代打亀井の死球で満塁としたが、続く大城が空振り三振に倒れた。

 八回は2番手岩崎に対し、代打中田の安打と2四球で2死満塁の勝ち越し機を作った。ここで登板したスアレスに対し、ウィーラーが遊ゴロに打ち取られた。

 1点差としながら、あと一本がでない。繰り返される展開。原監督は「まあなかなかやっぱり殊勲打がね。ここというときに、この数カ月、なかなか男になってくれる人が出てこないね。懸命にやっているけれどもね。やっぱりこういうゲーム展開になってしまうね」と決定機を逃す打線に触れた。

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