プロ野球中日の加藤宏幸球団代表は12日、次期監督としてOBの立浪和義氏(52)に就任を打診したことを明らかにした。加藤代表は「今朝打診した。彼はドラゴンズに恩返しをしたいという思いが強く、前向きな返答をもらった」と話した。シーズン終了後、正式に要請する。中日は既に優勝の可能性が消滅している。
今季で3年契約が満了する与田剛監督(55)からは成績不振を理由に退任の申し入れがあったという。加藤代表は「投手陣を立て直してくれた。何らかのポストを考えたい」と語った。
立浪氏は1988年にPL学園高からドラフト1位で中日入団。「ミスタードラゴンズ」として活躍した。