楽天・石井監督 9回西口起用の理由説明 安楽は疲労を考慮

 「西武3-2楽天」(10日、メットライフドーム)

 最終回に3番手・西口がサヨナラ打を浴びて敗れた楽天。石井一久監督は同点の九回に前日にセーブを挙げていた安楽ではなく、西口を登板させた理由を説明した。

 この日は勝ちパターンで登板していた宋家豪をベンチから外し、酒居は八回を抑えていた。残る安楽は8日に試合がなかったものの、4試合連続登板中。指揮官は右腕の疲労度も考慮し「彼(安楽)が行くチョイスは今日なかった。西口にああいうところで、しっかりと経験を積んでもらうことがすごく大事だったと思います」と話した。

 打線は序盤に7四球を奪いながらも2得点に終わり、重苦しい展開を招いた。石井監督は「2点取って、3点目が取れればまた違う展開になっていたかもしれないけど、こればかりは取りたくても取れないので。今日は2点の中で野球をやっていくゲームプランだったと思います」と語った。

 7回7安打2失点の力投を見せた先発の田中将に対しては「要所で本当に彼らしい安定感を見せてくれたと思います」と評価した。

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