楽天・岸が7回1失点の好投 9勝目お預けも役割果たす
「西武-楽天」(9日、メットライフドーム)
楽天の先発・岸孝之投手が7回5安打1失点で降板した。七回に同点に追いつかれたものの最少失点でしのぎ、ピンチを背負っても粘りの投球を見せた。
得点圏に走者を背負ったのは7イニング中5イニング。それでも失点したのは七回の1点のみだった。1-0の六回には1死二塁のピンチを招くも3番・呉を中飛、続く4番・中村を高めの直球で空振り三振に仕留め、珍しくグラブをたたいて感情を表に出した。
なかなか援護がない中で109球を投げ抜いた。登板前に「無駄な四球などからランナーをためて、大きいのを打たれないように気をつけたい」と話していた通り、丁寧にコーナーを突いていき、西武打線を抑え込んだ。