ソフトバンク・長谷川が引退 13年首位打者&最多安打

 ソフトバンクは8日、長谷川勇也外野手(36)が今季限りで現役を引退すると発表した。9日に記者会見を行う。今季は主に代打として70試合に出場し打率・263、3本塁打、19打点だった。2日に出場選手登録を外れていた。

 長谷川は専大から大学・社会人ドラフト5巡目で2007年にソフトバンク入団。巧打を武器に活躍し、13年は打率・341、球団記録の198安打を放ち、首位打者と最多安打のタイトルを獲得した。ただ、14年に右足首を負傷して手術を受けるなど、近年はけがに苦しんだ。

 西武戦前に取材に応じた工藤監督は、電話で報告を受けたと明かし「悩み抜いた結果、引退という決断に至ったと思う。心からお疲れさまと言いたい」とねぎらった。

 ◆長谷川 勇也(はせがわ・ゆうや)1984年12月22日生まれ、36歳。山形県出身。180センチ、85キロ。右投げ左打ち。外野手。背番号24。今季推定年俸7000万円。酒田南から専大を経て、2006年度大学生・社会人ドラフト5巡目でソフトバンク入団。プロ2年目の08年4月22日・楽天戦(Kスタ宮城)で初出場初先発(7番・左翼)。首位打者・最多安打・ベストナイン各1回(いずれも13年)。通算成績は1232試合、1108安打、76本塁打、434打点、打率・288。

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