オリックス、天敵・上沢に8連敗 連勝も8でストップ 2位ロッテと0・5差に

 「オリックス2-3日本ハム」(6日、京セラドーム大阪)

 1点を追った九回無死一塁。オリックスはチャンス拡大といきたかったが…T-岡田が見逃し三振で、代走・佐野皓は盗塁死に。まさかの三振ゲッツーに、一塁ベンチは言葉を失った。続く安達も倒れてゲームセット。奇跡は起こらなかった。

 10月初めての敗戦で、9月25日から続いてきた連勝は「8」でストップ。中嶋監督は「この時期なんで、勝ちを求めていかないといけない。いいゲームで終わらせてはいけない」と厳しい表情で振り返った。

 またも天敵・上沢に敗れた。初回は福田の安打から1死二塁とし、紅林の左中間フェンス直撃の二塁打で先制。最高の形で滑り出したが、あとが続かない。五回の攻撃前には円陣を組んで臨んだが、2死から山足の安打が出たものの福田は中飛。六、七回も三者凡退に倒れた。

 これで右腕に対して今季3敗目。2018年4月24日から、10試合で0勝8敗となった。指揮官は「ちょっとボール球を振りにいっていたのが多かった。見方が悪ければ雑に見えた」と評した。

 2位・ロッテが勝ったため、ゲーム差は0・5に縮まった。「連勝の数は気にしていない。こっちは明日から全部勝つつもりでいきます。全部続くというわけにはいかないでしょうけど、気持ち的には全部勝つつもりでいきます」。残り13試合、全員で勝ちに行く。

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