巨人、3連敗で3連覇へ黄信号5差 原監督、打線が「目覚めないとね」

 「中日5-2巨人」(28日、バンテリンドーム)

 巨人のリーグ3連覇へ黄信号がともった。打線は天敵・柳を攻略できず、8回1点に抑えられた。さらにリリーフ陣で最も信頼感のある中川までもが打たれ、首位・ヤクルトとのゲーム差が「5」に開いた。

 先発した戸郷の踏ん張りに報いることができなかった。柳からは併殺の間に奪った1点のみ。右腕とはこれで今季6戦して4敗、防御率1・39と相性が悪い。原監督は「毎度毎度、もうね。(打線が)目覚めないとね」と話すしかなかった。

 2番の松原が3安打4出塁と役割を果たしたが、頼みの綱である坂本が4打数無安打とブレーキになった。1点を追う八回は、無死二塁から中島の犠打を柳が三塁へ送球し野選。相手のミスで無死一、三塁としたが、丸が二ゴロ併殺に倒れ同点止まりだった。

 直後の守りで2番手の中川が福留に勝ち越し2ランを被弾。左の肋骨(ろっこつ)骨折から復帰後、13試合連続無失点と安定感を見せてきた左腕が崩れた。指揮官が「まあまあ、それはそう」と話すように責められないが、44歳に手痛い一発を浴びたことで試合の大勢が決した。

 九回に1点を返す意地を見せたものの痛恨の3連敗に変わりはない。残り20試合。前を向いて戦うしかない。

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