楽天・石井監督 本塁憤死も逆質問「あそこで回さないことってありますか?」

 6回、追加点を許しうな垂れる石井監督(撮影・神子素慎一)
 9回、茂木の二塁打で一走・岡島は一気に本塁を狙うがタッチアウト(撮影・神子素慎一)
8回オリックス2死一塁、楽天・茂木栄五郎の二塁打で一走・楽天・岡島豪郎は一気に本塁を狙うがタットアウト。捕手・オリックス・若月健矢=京セラドーム大阪(撮影・神子素慎一)
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 「オリックス3-2楽天」(25日、京セラドーム大阪)

 楽天が1・5差に迫っていたオリックスに惜敗。それでも石井監督は「全体的になんとかしようって部分は見えたので、明日につながると思う」と終盤に1点差まで追い上げた攻撃陣を評価した。

 3点ビハインドの七回2死二、三塁から山崎剛の右前への2点適時打が飛びだし、難敵・山本を追い詰めた。八回にも2死一塁から茂木が右翼線への二塁打。この打球で一塁走者・岡島が一気に同点のホームを狙ったが、クロスプレーでタッチアウトとなった。

 この判断について石井監督は「あそこで回さないことってありますか?称賛より非難を浴びることを考えていたら、ああいう積極的なことはできない。ナイスジャッジだったと思うし、あのプレーは僕的にはすごく納得しています」と語った。

 これでオリックスとは再び2・5差になった。26日の先発は田中将。後半戦に入ってまだ白星のない右腕に今カード勝ち越しを託す。

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