不振で１１日に２軍降格した巨人・中田翔内野手（３２）が１３日、ジャイアンツ球場で長嶋終身名誉監督（８５）から打撃指導を受けた。

　丸が不振で２軍落ちした際も、ジャイアンツ球場で助言を送ったミスター。日本ハムから移籍後、１６試合で打率・１５０、１本塁打と低迷する中田に、球団を通じて「結果が出ていない姿を心配して駆けつけたが、心配いらないね。しっかりといい姿勢で構えることと腰を強く回す意識を伝えました」とアドバイスしたことを明かした。加えて「きっと近いうちに、東京ドームで特大ホームランが見られると思うよ」と悩めるスラッガーの復調に太鼓判を押した。

　中田は「僕のために時間を作っていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。しっかり結果で恩返しができるように今後も継続して精進して参ります」と話した。