DeNA・田中健二朗 3年ぶりの一軍登板に「ほっとしています」

9回、途中から登板し無失点に抑えた田中健(撮影・田中太一)
最後を締めたDeNA・田中健を温かく迎える三浦監督(撮影・金田祐二)
阪神に勝利し、戸柱(左)と喜び合うDeNA・田中健=横浜スタジアム(撮影・西岡正)
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 「DeNA8-1阪神」(12日、横浜スタジアム)

 DeNA・田中健二朗投手(31)が2018年9月16日の阪神戦(横浜スタジアム)以来、3年ぶりの1軍登板を果たした。

 横浜のマウンドに帰ってきた。7点リードの九回2死。シャッケルフォードに代わり、3番手でマウンドに上がると、スタンドからは大きな拍手が送られた。

 代打・原口にはフルカウントから四球を与えるも、厳しいコースに投げ込んだ。球速も最速146キロを計測。続く小野寺は投ゴロに打ち取り、試合を締めくくった。

 田中は「1軍の舞台に戻ってくることができ、ほっとしています。周りの方々のサポートがなければ、今日を迎えることはできなかったと思うので本当に感謝したいです。これからも自分の持ち味である強気で押すピッチィングをしていきたいです」とコメントした。

 三浦監督は「ナイスピッチィング。お帰り」と声をかけると、田中は「ありがとうございます」と興奮気味に返したという。

 この試合で敗れると2014年から8年連続で阪神に負け越しがきまるところだった。だが、今永が8回1失点の好投。佐野が初回に逆転2ラン、“阪神キラー”オースティンが2発を含む3安打5打点と大暴れ。首位・阪神に投打共に圧倒した。

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