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隅田が12K完投!カーブ解禁30キロ差緩急 投球術に虎スカウト「まるで下柳」

 「九州地区大学野球選手権北部九州ブロック大会、西日本工大3-1久留米工大」(11日、長崎ビッグNスタジアム)

 九州地区大学野球選手権北部地区ブロック大会が行われ、西日本工大が久留米工大に勝利した。西日本工大は阪神のドラフト1位候補で最速150キロ左腕・隅田知一郎投手(4年・波佐見)が先発し、9回3安打1失点12奪三振で完投。阪神・畑山統括スカウト、和田TAら3人態勢で視察する中、圧巻の投球を披露した。

 “NEW隅田”をネット裏のNPBスカウト陣に披露した。象徴的なシーンは初回2死。148キロの直球でファウルを奪った直後に116キロのカーブで空振り三振を奪った。「(プロに)アピールするために、違う自分を見せたかった」。3年秋から投げていなかった“カーブ”を解禁し、七回まで無安打に抑え込んだ。

 「目線を変える意味でも」と序盤からカーブを多投。「プロでは投げないといけないので、コースも突けて良かったと思う」と自己最速タイの150キロをマークしながら、約30キロ差もある緩急で三振の山を築いた。

 即戦力左腕が補強ポイントの阪神は畑山統括スカウト、和田TAが長崎に足を運び熱視線を送った。前田スカウトは「走者を出してからは下柳剛さんのように打たせるうまさがある」と同じ長崎出身の元阪神左腕の名を挙げ「上位は間違いない」と太鼓判を押した。

 7日には前田スカウトがグラウンドを訪れて面談を実施。隅田は「自分が思っている以上の評価をいただけた」と話し「(阪神は)熱狂的で、自分の中では甲子園が一番いい球場。もう一度投げたい」と高3夏に踏んだ聖地に憧れを抱いた。

 「選ばれたところで頑張りたい」とも。運命の日まで猛アピールを続け“ドラ1”の評価を確立する。

 ◆隅田知一郎(すみだ・ちひろ)1999年8月20日生まれの22歳。長崎県大村市出身。177センチ、76キロ。西大村小2年時に大村クラブで野球を始め、西大村中時代は軟式野球部に所属。波佐見高時代は3年夏に背番号10で甲子園出場。西日本工大では1年春からリーグ戦に登板。最速150キロ。持ち球はカーブ、スライダー、スプリット、カットボール、ツーシーム、チェンジアップ。

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