「オリックス４－３ロッテ」（７日、ほっともっとフィールド神戸）

　ロッテは終盤の２点リードを守り切れず、首位攻防初戦第１ラウンド、サヨナラ負けで首位陥落した。

　八回は安定感抜群の佐々木千がマウンドへ。先頭大下にソロを被弾も、その後踏ん張っていたが、１点リードの２死三塁から福田の遊ゴロを名手・エチェバリアがお手玉。適時失策で同点に追いつかれた。

　九回はリードの展開では守護神・益田の投入も検討していたが、同点の場面ということで、首脳陣の話し合いで３連投の益田投入を見送り、田中をマウンドへ送った。田中もこれまで勝ちパターンの中継ぎとして貢献してきたが、いつもとは勝手が違うマウンドで、１死満塁からサヨナラ安打を浴びた。

　井口監督は「まあ、しょうがないですね」と話した後、エチェバリアの痛恨の失策についても「一生懸命やっている中でのエラー。仕方ないと思いますけど、また、しっかりやっていきたい」と２戦目以降の選手の奮起を促した。