ソフトバンク・周東が右肩手術へ 全治最長半年、2年連続の盗塁王は絶望的

 ソフトバンクの周東佑京内野手(25)が、痛めている右肩の手術を近日中に受けることが6日、分かった。全治まで長くて約半年かかる見込みで、シーズン中の復帰は絶望的となった。逆転でのリーグ連覇を狙うチームにとっては貴重な「切り札」の不在は、大きな痛手となりそうだ。

 8月29日に出場選手登録を抹消され、9月2、3日には都内の病院でセカンドオピニオンを受診。全3カ所の病院を回り、いずれも手術が必要と判断されたもようだ。現状、バットを振ることに支障はないが、送球に関しては手術を受けないと厳しいと診断されたようで、施術方法により差はあるが、全治期間は最長で半年かかるとみられる。

 6月中旬に右手人さし指を骨折し、約1カ月のリハビリ生活を過ごした。後半戦に向け「必死にやるだけ」と巻き返しを誓っていたが、育成選手として初の盗塁王を獲得した昨季に続く2年連続のタイトルは絶望的となった。

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