DeNA100試合ぶり4位タイに浮上 代打適時打の楠本に三浦監督「よく打った」

 6回、適時打を放ち塁上でほえる楠本(撮影・高石航平)
 2回、林(44)を併殺打にしとめ声を出す大貫(撮影・金田祐二)
 3回、適時打を放ったオースティンを迎える三浦監督(撮影・金田祐二)
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 「DeNA7-2広島」(1日、横浜スタジアム)

 DeNAが連勝で、3月26日の巨人戦(東京ド)以来、100試合ぶりに4位タイに浮上した。DeNA・三浦大輔監督(47)は「(4位)タイだし、まだ終わったわけではない。まだ借金はあるので、1つずつ減らしていく」と表情を引き締めた。

 昨夜の5点差逆転勝利からの勢いが、この日もあった。初回に佐野、オースティンの連続適時打で先制すると、三回にも佐野、オースティンの連続安打で追加点を挙げた。

 3-1と2点リードの六回。大和の適時打で1点を追加すると、6回を80球1失点と好投していた先発の大貫に代え、指揮官は代打・楠本を送った。楠本は期待に応え、適時打を放ち、広島の先発・玉村をノックアウトした。

 「非常に攻めたピッチングだった。内容は本当によかった」と指揮官は大貫の投球を褒めた。その大貫に楠本を起用。前夜は楠本をいったんは代打で打席に送ったが、相手投手が交代したため、さらに代打を起用していた。「(前日は)左対左で代打の代打を送ったが(楠本は)『逆に僕が出てピッチャーが代わってよかった』とポジティブに捉えていた。代打の代打でも前向きに捉え、練習していた」と話した。この日は結果的に4点差にする適時打になり、「楠本はよく打った」と賛辞を惜しまなかった。

 外野手のスタメンは左翼・佐野、中堅・桑原、右翼・オースティンと固まっている。だが、控え野手の活躍はチームに取って欠かせなくなってくる。

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