智弁和歌山 イチロー氏の指導に応える全国制覇「感謝の気持ちを伝えたい」

6回、智弁学園・小畠一心(右)から適時打を放ち駆け出す智弁和歌山・宮坂厚希=甲子園(撮影・高部洋祐)
イチローさん(左から2人目)の指導を熱心に聞く智弁和歌山の選手たち=2020年12月4日、和歌山市(共同通信代表撮影)
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 「全国高校野球選手権・決勝、智弁和歌山9-2智弁学園」(29日、甲子園球場)

 智弁和歌山が“智弁対決”を制し、夏は21年ぶり3度目、春夏通算4度目の優勝を飾った。智弁学園は夏の初優勝はお預けとなった。

 智弁和歌山にとっては、昨年12月に指導を受けたイチロー氏に報いる優勝にもなった。宮坂主将は「イチローさんを含め、いろいろな方々の支えがあっての優勝。感謝の気持ちを伝えたい」と笑顔を浮かべた。

 イチロー氏には3日間指導を受け、終了時では円陣で「ちゃんとやってよ」と愛情を込めたエールを送られていた。宮坂は「イチローさんのおかげで結果につながった。優勝しました、ありがとうございますと伝えたい」とうなずいた。

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