敗退の明桜・風間はプロ志望明言 明徳エース代木に「ありがとう」と思い託す

 9回、明徳義塾・石田一の悪送球に対し、指示を出すノースアジア大明桜・風間(撮影・北村雅宏)
 明徳義塾に敗れ、グラウンドを見つめるノースアジア大明桜・風間(中央)=撮影・北村雅宏
 明徳義塾に敗れ、あいさつを終えたノースアジア大明桜・風間(中央)はベンチ前へ向かう(撮影・北村雅宏)
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 「全国高校野球選手権・2回戦、明徳義塾8-2ノースアジア大明桜」(22日、甲子園球場)

 今秋ドラフトの目玉に挙がるノースアジア大明桜・風間球打(きゅうた)投手(3年)は最速152キロを計測も、無念の敗退となった。

 試合巧者の明徳義塾に屈した。風間は6回6安打2失点。リードを許した場面で降板した。聖地2戦目の先発で今大会最速を更新する152キロを計測。1点を失って同点とされた直後の三回2死一、三塁での4番打者への2球目でマーク。ピンチの場面で相手主砲を150キロで空振り三振に斬るなど、三回までに大台を連発した。

 だが、風間は「真っすぐだけでは勝てないとすごく学びました。真っすぐは良かった。変化球を見逃されていた。そこが課題」と振り返った。

 強豪相手に150キロ台を14球投げ、8奪三振の力投。だが、粘りの明徳打線に苦しみ、六回までに139球と球数が増え、無念の降板となった。

 試合後、相手エースの代木には「ありがとう、頑張って」と声をかけたという。伸びしろも十分に感じさせる逸材。今後は「上の舞台でやりたい」とプロ志望を明言し、「(高知の)森木投手とかよりはまだまだ下と思っている。戦える機会となったら、成長した姿を見せたい」と誓った。

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