中田翔が巨人デビュー 代打出場で四球 2打席目は中飛「一からという気持ちで」

6回、代打で登場しスタンドを沸かせる中田(手前)。左後方は原監督(撮影・開出牧)
6回、四球を選んで出塁する代打・中田(左)。捕手・山本(撮影・開出牧)
9回、中飛に倒れた中田=東京ドーム(撮影・開出牧)
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 「巨人-DeNA」(21日、東京ドーム)

 無償トレードでの巨人移籍から一夜明けて、中田翔内野手(32)が初出場を果たした。

 六回に代打で出場し、そのまま一塁の守備に就いた中田。九回に先頭打者として迎えたこの日の2打席目はDeNA伊勢と対戦。カウント1-2からファウルで粘った後、力ない中飛に倒れた。

 巨人デビューは六回だった、亀井の適時打で同点に追いつき、なお1死一、二塁の場面。投手が左腕の砂田に代わったところで大城の代打として登場した。中田の名前がコールされると、場内がどよめいた。

 砂田との対戦はカウント3-0からの際どい球を見極めてストレートの四球。威圧感十分の構え。一度もバットを振らぬまま、一塁へ歩いた。

 スタンドからは大きな拍手が送られた。日本ハム時代のユニホームを手に応援するファンもいた。中田はそのまま一塁の守備についていた。

 中田は試合後、「一からという気持ちで明日からしっかりとやっていきたいです」と話した。

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