甲子園ドタバタ 高松商は第1試合から第4試合に変更 早起きで対策も、影響必至

 「全国高校野球選手権・1回戦、高松商-作新学院」(19日・甲子園球場)

 雨天順延や辞退校が出たことで、大会日程が18日に再編され、高松商は大会第7日の第1試合から、第6日の第4試合に繰り上げされた。

 試合時間も17日の時点では、午前8時開始予定であったが、午後3時半開始に変更。さらにナイターの可能性も出てきた。チームは起床時間を早めるなど、第1試合を戦うための調整を行っていたといい、影響は必至。それでも長尾健司監督(51)は「驚いたけれども、まずはグラウンドに立つことができそうでよかった。宮崎商業さんや東北学院さんの話を聞いていて本当に他人事じゃないなと。まずはグラウンドに立つことが大事」と、試合実施の見通しが立ったことを喜んだ。

 2016年センバツで準優勝したが、監督としていまだ夏の勝ち星はない。19年の夏も初戦で敗退。「2年前の夏も鶴岡東戦、ナイターだった。いろんな偶然が重なってこの時間になったが、リベンジナイターというかね。本当にまずはグラウンドに立てることの大事さ、ありがたみを感じながら試合に臨みたい」と、感謝を持って、初勝利に挑戦する。

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