オリックス・スパークマン来日初登板心待ち イチロー氏をビデオゲームで愛用
18日の日本ハム戦(ほっと)で来日初登板初先発するオリックスの新外国人、グレン・スパークマン投手(29)が17日、イチロー氏がプレーしていた球場での登板に思いを募らせた。
「イチローさんがプレーしていたのは聞いている。小さいころから見ていた選手。ビデオゲーム『ニンテンドー64』のキャラクターとして使っていた。バントしたら絶対セーフになる(笑)。いつもバントさせてました。その選手がここでやっていたのは自分にとっては大きい」
エキシビションマッチでは2試合に登板。6日・阪神戦ではMAX155キロの直球を中心に、4回1安打無失点6奪三振の快投。手応えは感じているが、イチロー氏がプレーした球場での来日初登板となって心は躍る。
中嶋監督は「彼の投球をそのまま出してくれたらいい」と余計なプレッシャーはかけなかったが、スパークマンは「とてもエキサイトしている。待ちきれないね」とわくわく感を隠そうとはしなかった。子供のころのヒーローがプレーした神戸で剛球を披露する。