北海、春に続いて神戸国際大付に初戦1点差負け 平川監督「木村は今年一番の投球」
「全国高校野球選手権・1回戦、神戸国際大付2-1北海」(15日、甲子園球場)
延長10回サヨナラ負けしたセンバツの雪辱を期したが、またもや惜敗した。
平川敦監督は「春の雪辱をと思っていましたが、春夏同じ相手に同じ1点差。監督の力の差だと思います」と無念の表情を浮かべた。
先発・木村大成投手(3年)は6安打2失点の好投。だが、打線は神戸国際大付が誇る球速140キロ超えの二枚看板から9安打したが、1得点に終わった。五回には山田堅真外野手(3年)が三塁への適時二塁打を放ち1点差とした。八回には1死二、三塁の好機を築いたが、後続が断たれた。
「木村は今年で一番のピッチングをしてくれた」とエースの聖地での投球を称えた。
春夏初戦の同一カードは74年ぶり三度目という奇縁。1940年の松本商(現松商学園)-徳島商、47年の下関商-慶応商工(現慶応)ともに春の勝者が勝っていた。