優勝候補一角の愛工大名電 まさかの初戦敗退 倉野監督「リズムに乗れず」
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「全国高校野球選手権・1回戦、東北学院5-3愛工大名電」(11日、甲子園球場)
優勝候補と見なされながら投打がかみ合わず、まさかの初戦敗退となった。愛工大名電・倉野光生監督は「先発の田村がいつになくランナーを出し、守備でもミスが出てリズムに乗りきれなかった。(2番手の)寺嶋は悪くはなかったが、決め球をうまく打たれた。相手の伊東投手は思った以上に球に勢いがありましたし、相手が上回っていた」と完敗を認めた。
エースで3番、主将の田村俊介投手は制球が定まらず、三回途中で降板。八回には甘いスライダーを完璧にとらえ、右中間の最深部に大会4号を放ったが、笑顔はなかった。