就任2年目の横浜・村田監督が初聖地!24安打17得点で横浜創学館を圧倒

 「高校野球神奈川大会・決勝、横浜17-3横浜創学館」(28日、サーティーフォー保土ケ谷球場)

 横浜が24安打17得点の猛攻で横浜創学館を圧倒。夏は3年ぶり19度目の神奈川の頂点に立ち、昨年4月に就任した村田浩明監督(35)は春夏を通じて初の甲子園出場となった。

 序盤から打線がつながった。指揮官は「自分を捨ててチームのためにと思って、つながりを意識しよう」と選手に言い続けてきた。犠打を絡めて12本の適時打などで17得点。「相手が嫌がる打線を」とテーマを掲げる村田監督の狙い通りの形になった。

 母校でもある名門の監督に就任して以降は、「本当に苦しかった」と振り返る。昨秋と今春の神奈川大会は、ともに準決勝でコールド負け。夏に向けて野球以外の面に目を向けた。「私生活から見直そう。変えるべきところは変えよう」と選手に伝えた。

 一人一人が意識を変え、迎えた夏。一戦必勝で挑み、選手は期待に応えた。「選手を信じてきて本当によかった」と目に涙を浮かべた村田監督。目標である「全国制覇」を成し遂げ、名門が聖地で新たな伝説を刻む。

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