東海大相模、苦戦乗り越え16強 エース石田絶妙けん制&決勝打

 7回から登板した東海大相模・石田隼都(撮影・伊藤笙子)
2回東海大相模無死、先制ソロを放った百瀬和真(右)を出迎える東海大相模・門馬敬治監督=神奈川・サーティーフォー保土ケ谷球場(撮影・伊藤笙子)
9回東海大相模1死二、三塁、勝ち越しの2点適時打を放つ東海大相模・石田隼都=神奈川・サーティーフォー保土ケ谷球場(撮影・伊藤笙子)
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 「高校野球神奈川大会・4回戦、東海大相模7-1川和」(20日、サーティーフォー保土ケ谷球場)

 東海大相模がベスト16進出を決めた。八回を終えて1-1と苦戦する展開。エース・石田隼都投手が投打で救った。

 東海大相模は二回に、6番・百瀬和真内野手の大会30号ソロで先制。それでも直後に、川和の荒畑諒人内野手の同点適時打で振り出しに戻った。

 その後は、川和のエース・吉田悠平投手の力投もあり、両軍のスコアボードには「0」が並んだ。東海大相模は七回無死二塁の好機から勝ち越すことができず、門馬敬治監督は「流れを止められるのがエースだから」と石田を投入した。

 石田は七回を無安打に抑えると、八回には内野安打と犠打で二塁へ走者を進められたが、隙をつくけん制でアウトに仕留めた。このプレーにスタンドからは拍手が起こった。

 直後の九回、連打で1死二、三塁の好機をつかみ、石田が勝ち越しの2点適時右前打。さらに打線がつながりこの回一挙6得点。試合が一気に動き、勝利をものにした。

 門馬監督は「八回のけん制アウトが全てかなと。ぴたっとはまったアウトが九回の流れを作った。我々が求めている守りから攻撃に展開する野球を、石田がチームのみんなに示したと思います」と流れを呼び込んだエースのプレーを褒めたたえた。

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