清原和博氏 米子松蔭高の出場決定に「心の底から嬉しく、良かった」
元プロ野球選手の清原和博氏が19日、自身のツイッターを更新。学校関係者1人が新型コロナウイルスに感染し、夏の高校野球鳥取県大会への出場を辞退した米子松蔭がこの日、一転して大会への出場が認められたことについて言及した。
清原氏は「米子松蔭高校が一夜明け出場できるようになり心の底から嬉しく、良かったと思いました」とツイート。不戦敗となっていた同校ナインの心情を思いやり、「それにしても…昨日の絶望感、想像するだけで心が痛みます 自分もニュースで知った時、言葉を失い何も言えない自分に情け無くなりました。」とつづった。
米子松蔭は春季大会の優勝校で、第1シード校として17日の第1試合2回戦で初戦を迎え、1回戦を勝ち上がった境と対戦する予定だった。しかし、16日深夜に学校関係者1人の感染が判明。野球部員、野球部関係者らとの接触はなく、独自の抗原検査で野球部員や顧問らの陰性を確認したが、感染者や濃厚接触者でないことを公的に証明する時間がなく、17日朝に辞退が決まり不戦敗となった。
同校は18日に主催者の県高野連に対し、大会復帰を求める嘆願書を提出。同校野球部の西村虎之助主将がツイッターで「試合もできずに、このまま終わってしまうのは、あまりにも辛いです。何とか出場する道を模索していただけませんか?」と訴えたことにも反響があり、鳥取県高野連などが19日朝から対応を協議していた。



