侍ジャパン・田中将大が「金」へ決意 チームのため「荷物運びでも何でもしたい」

 キャッチボールで捕球し損ねたボールを笑顔で取りに行く田中将(撮影・高石航平)
 集合写真の撮影で席を譲り合う田中将(右)と坂本 
 山本(17)と話し込む田中将(撮影・高石航平)
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 東京五輪を戦う野球日本代表の侍ジャパンが19日、楽天生命パーク宮城で始動。坂本、柳田らと並びチーム最年長の田中将は「荷物運びでもチームのために何かできることがあれば何でもしたいと思う」と決意を述べた。

 約8年ぶりに日の丸を背負うことになった右腕。メンバーの中で唯一の北京五輪戦士となり「北京オリンピックを経験して、やはりメダルを取れなかった悔しさしかない。やはり金メダル、この目標はみんな持っている部分だと思います」と力を込めた。

 16日と17日の球宴を新型コロナウイルスワクチンの副反応と見られる症状で欠場した田中将だが、この日はグラウンド上で、ソフトバンク・千賀とキャッチボールするなど、通常通りのメニューをこなした。体調についても「大丈夫です。元気です」と万全を強調した。

 初日のチームの雰囲気については「まだお互い探り合っている段階です」と笑いながらも「まあでもいろんな話ができましたし、これは日程が進むごとに一緒に過ごす時間が増えれば増えるほど、さらにいいコミュニケーションを取って、いいチームになっていくと思います」と前を向いた。

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