岐阜第一・阪口楽を6球団が視察 3打数1安打3打点で4回戦に進出

 「高校野球岐阜大会・3回戦、岐阜第一10-0郡上」(18日、長良川球場)

 岐阜第一が郡上を6回コールドで下し、4回戦に駒を進めた。

 今秋ドラフト候補の阪口楽(うた)外野手(3年)が、3打数1安打3打点の活躍で勝利に貢献した。

 初回は、1死二、三塁で二ゴロを放ち先制打、二回には1死三塁で左翼に犠牲フライを運び、追加点を挙げた。「場面に応じてできた」と、安打が出ない中でも四番の役割をきっちりと果たした。

 六回の第4打席では、1死一塁から右中間を破る適時三塁打をマーク。「力んでなかなか捉えられていなかったけど、最後に打てたことはよかった」と、振り返った。

 ネット裏にはヤクルト・小川GMなど編成トップクラスを含む6球団9人のスカウトが視察。阪神は和田TAと担当の熊野スカウトが視察し、熊野スカウトは「スイングが速くなっている。素材がいい」と評価した。

 阪口の憧れの選手は、大リーグのエンゼルスで活躍する大谷翔平。日本時間13日の本塁打競争に出場した大谷の映像をYouTubeで確認し「えぐい、レベルが違う」と驚嘆したという。

 野球を始めた頃から夢はプロ野球選手。2年夏から背番号1をつけ、投打で注目を集めるが、「打者として勝負したい」と自身の打棒で夢を叶える覚悟だ。そして、もう一つの夢が甲子園出場。「4番でエースなので、投げる方では圧倒的な投球。打撃では、本塁打だったりチームを助けられるようにしたい」と投打で躍動し、チームを頂へ押し上げる。

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