球宴で“真剣勝負”采配対決 セが1点取りに犠打、パは近本に申告敬遠

9回、冷静に押し出し四球を選ぶ中野(撮影・高石航平)
9回、申告敬遠となり苦笑いで一塁に向かう近本(撮影・高石航平)
9回、犠打を決める中村(撮影・高石航平)
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 「マイナビオールスターゲーム2021・第1戦、全パ-全セ」(16日、メットライフドーム)

 球宴で本気に勝ちにいく采配を両監督が見せた。

 4-4で迎えた九回、全セがウィーラー、菊池涼と益田から連打し無死一、二塁としたところで、中村は一塁への犠打。これをきっちりと決めた。

 負けじと工藤監督は1死二、三塁から打撃好調の近本の打席で「申告敬遠」を指示。満塁策をとった。

 益田は続く佐野を空振り三振に斬ると、中野と対戦。ここで手痛い押し出し四球を出してしまい、全セが勝ち越した。

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