DeNA・三浦監督「首位の阪神としっかり戦える」最下位ターンも自信持ち後半戦へ

阪神に競り勝ちタッチを交わす(右から)宮崎、三嶋らDeNAナイン=甲子園球場(撮影・吉澤敬太)
8回、左越えソロを放つ宮崎=甲子園球場(撮影・吉澤敬太)
2回、桑原の先制の2点打で生還した三走のソト(左)を迎える三浦監督(右から2人目)=甲子園球場(撮影・吉澤敬太)
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 「阪神3-4DeNA」(14日、甲子園球場)

 DeNAが連勝で前半戦を締めくくった。86試合で31勝44敗11引き分け、借金13、首位阪神とのゲーム差は14の最下位。試合後、DeNA・三浦大輔監督(47)は「この3連戦を見ても分かるように、首位の阪神としっかり戦える。選手も自信にして、後半戦巻き返せるように。反省点はいっぱいありますが、課題をクリアできるようにやっていく」と話した。

 4試合連続となる先制打だった。二回、先頭の宮崎からソト、大和の3連打で無死満塁。伊藤光、今永が倒れ2死満塁となって桑原が右前に先制の2点適時打を放った。

 四回には1死から大和、伊藤光の連打で二、三塁。今永がガンケルから中前に貴重な追加点となる適時打を放った。八回には宮崎が3点差に広げる8号ソロを放った。

 先発の今永が7回4安打10奪三振1失点と好投し、今季3勝目(2敗)を挙げた。今永の二桁奪三振は2020年8月1日の阪神戦(甲子園)以来となった。三回、近本に一発を浴びたが、テンポ良く投げ込み、阪神打線を翻弄(ほんろう)し、イニングを終えるたびに全力ダッシュでベンチに戻った。打っても3打数2安打1打点と打率・308と上昇した。

 今永は「前回登板、7回途中で降板していたので、今日は7回以上投げることを目標にマウンドへ上がりました。近本選手にスライダーを本塁打にされましたが、光(伊藤)さんのリードのおかげで立て直すことができました。また回を追うごとにストレート、落ち球の精度が良かったです」とコメントした。

 八回に2番手で登板した山崎が糸原に適時打を許し、サンズに押し出し四球を与え2失点。2死満塁で登板した砂田がドラフト1位・佐藤輝(近大)を空振り三振に仕留め、九回は三嶋が締めくくった。

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